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カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ…… 慌ただしい朝の時間。私は朝食の準備に追われていた。えっ? 料理出来るのかって? 流し込んで差し上げましょうか? カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ…… 一難去ってまた一難と言うべきなのか最近のお嬢様の周りは忙しい。 けどそれによってお嬢様が成長されているのも確かで私としては少し寂しかったりする。 カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ…… 何だかんだで心配性なんだよね、私って。 今回に関しては高みの見物でも大丈夫そうだけど。むしろその方が楽しそうだし。 あっ、そろそろお見えになる時間だわ。 「おはようございます。お嬢様」 リ|*‘ヮ‘)|<過剰な期待は禁物です保全 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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特別枠1 裏側 急遽参加する事になった今回の決定戦。 参加するからには高評価を狙う。メイドだろうが何だろうがこの際一切関係なしッ! 「けど……参考にならなかったなぁ」 “秘”と表紙に書かれたメモ帳。中身はこれまでのチャーハンを試食した結果一覧。 お嬢様に召し上がって頂くのに万が一があってはと毒見をしたの……は嘘でみんなの チャーハンがどんな味なのか興味本位でこっそり一匙分頂いてました。 実際に食べたのは勤務が終わってからだからすっかり冷めてしまっていたのだけど。 「それにしても……“あれ”は強烈だったわ」 使った材料はまだしも調味料が……ね。口の中がジャングルな味で一杯になったもの。 調味料といえば親父向けの味付けのチャーハンは美味しかったわ。 ふと彼女を思い出してしまったんだけど彼女が千聖と知り合いなのか曖昧なのよね。 「……食べ慣れているチャーハンでいいか。ここは普段通りで行った方が良さそうな 気がしてきたわ」 変り種が多かったのだから普段食べているチャーハンが食べたくなっている筈。 そうだ! 寮生のみんなにも食べてもらおうっと。舞美に連絡、連絡。 リ|*‘ヮ‘)|<で、試食の結果はというと? リl|*´∀`l|从 ・ゥ・从ノソ*^ o゚)<特別枠1 『埼玉のチャーハン』 州´・ v・)(o・v・)ノk|‘-‘)<総合評価……12点中12点(持点一人2点) 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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例えば、私だけのあなたでいて欲しいとか。 例えば、誰かからあなたを奪いたいとか。 私はそんな気持ちを抱いているわけじゃない。 ――そんな単純な言葉で推し量れるような思いじゃない。 冷たい床と、自分の体の間にあなたを閉じ込めたまま、私は随分長い間、指先ひとつ動かせずに居た。 心臓の音が重なるのを、 2人の髪が混じり合うのを、 あなたの吐息が私の耳に入り込むのを、 私の吐息があなたの耳に入り込むのを、 ただ息をひそめて、全身で感じていた。 誰かがあなたにするように、その小さい体を発きたいわけじゃない。 なら、私は今、何をしているんだろう。 「ごめんね」 何を言ったらいいのかわからなくてそうつぶやいたら、あなたは少し息を詰めた。 「ごめんね」 たった今自分の口から零れた言葉。 それを、あなたの唇も紡ぐ。 私たちの心も重なり合う。そんな気がした。 19 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/06/15(火) 17 25 24.21 0 ふいに、投げ出されたままだった両手が動いた。 私の腰をたどって、背中を滑り、しっとりと体に巻きついていく。 力を込めるでもなく、撫でるでもなく、小さな子どものように柔らかいその腕が、私を絡め取る。 静と動。 光と闇。 月と太陽。 マーブル模様のように混じり合って、私たちは1つの塊のようだと思った。 ――このまま、何もかも忘れてしまえればいいのに。 辛い別れも、悲しい言葉も忘れて。 誰かの事情に振り回されて傷つくこともなく、ただあなたと2人で、息を潜めて。溶け合って。 「・・・そろそろ、行かなきゃ」 でも、子どものように舌ったらずなあなたの声が、私を現実に引き戻す。 「みんなが待ってる」 「そうだね」 20 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/06/15(火) 17 26 19.21 0 ゆっくりと体を起こす。 やっと目が合って、琥珀を連想させる、美しい瞳が私を捕らえた。 「・・・愛理には、ちさとがついてるよ」 あなたはそう言って、瞳を眇めて笑った。 「うん、ありがとう」 だから、私も微笑みでそれに応える。 あなたは誰にでも親切で、誰にでも冷たい。 博愛主義者のくせに、誰のことも真剣に愛さない。 甘くて冷たい、アイスクリームみたいな人。 味わった時は幸せな気持ちになるけれど、後には何も残らない。 私には、そのひんやりした優しさが心地よかった。 「行こう」 手と手を繋いでドアに手をかける頃には、私たちはもう、15歳と16歳の顔に戻っていた。 TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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六日目。 トンッ。 目の前に置かれた夕食を見て、私は夕食を置いた張本人を見る事なく溜め息を吐きました。 中華スープとれんげが置かれた時点でもう分かり切っているもの……。 「……………」 「……………」 「め…村上さん」 「何でしょうか? 千聖お嬢様」 「今日はどちらの名産品なの?」 「今日は『神奈川のチャーハン』です。お下げしますか?」 「……いいえ、食べるわ。ちなみに何チャーハンなのかしら?」 「梅干しとササミをふんだんに使用したさっぱりチャーハンです」 「あら? 今の季節にぴったりのチャーハンね。今までの流れと違うわ」 「謎の調味料が……入っているかもしれませんよ?」 め…村上さんの対応を軽く流しながら私は『神奈川のチャーハン』を頂く事にしました。 けど本当に謎の調味料が入っている様な気がしてきたわ。 (何故かしら? 一瞬、怪しげな笑みを浮かべた栞菜の顔が浮かんだ様な気が……) ノk| ▼-▼)<惚れ薬なんて使用してない……カンナ? 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
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七日目 裏側 トンッ。 テーブルに置かれた一皿の炒飯。 菅谷梨沙子作。調味料に塩、胡椒、味噌を使用した『神奈川のチャーハン』 「せ~~の」 「「「「「「いただきま~~す!!」」」」」」 小皿に各自で小分けして一斉に口へと炒飯を運んだ。 「あっ! すごく美味しい!」 「さすがベイビーだとゆいたい」 「ね、ね、みや! すごく美味しくない?」 「うん。すごく美味しい♪ 本当に料理上手なんだね。菅谷さん」 「良かったね梨沙子。って梨沙子?!」 「……ダメだ。聞こえてない」 そこには(100%雅に)褒められて舞い上がってしまった梨沙子がいた。 「「「「「「ごちそうさまでした~~!!」」」」」」 「お粗末様でした」 七日目。『神奈川のチャーハン』 総合評価……10点中9点(持点一人2点) 州*‘ -‘リ<夏焼先輩に美味しいって言ってもらえたもん…夏焼先輩(以下繰り返し) 川;´・_・リル; ’ー’リ从;´∇`从从;゚ー゚从ノノl;∂_∂ ル川;^∇^)||<コ、コメントに困る 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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九日目 裏側 トンッ。 テーブルに置かれた一皿の炒飯。 夏焼雅作。調味料に和風だし、醤油、酒、七味唐辛子を使用した『埼玉のチャーハン』 「せ~~の」 「「「「「「いただきま~~す!!」」」」」」 小皿に各自で小分けして一斉に口へと炒飯を運んだ。 「昨日とは打って変わって大人の味付けだね」 「大人というよりは親父だと思う…とゆいたい」 「それすごく合ってる! だってみや部室でするめいか食べたりするし」 「そういえばみーやん。チー鱈とかも好きだったよね」 「!! お、美味しいですよ。夏焼先輩!」 「!! ほ、ほんと美味しいです。だ、だから…」 後輩二人が見たものは包丁片手に肩を震わせる(キラーソー?)雅だったそうな……。 「「「「「「ご、ごちそうさまでした~~」」」」」」 「お粗末様でした」 九日目。『埼玉のチャーハン』 総合評価……10点中8点(持点一人2点) ノノl+∂_∂ ル<人の趣味嗜好に文句言うなーーッ!! 川;´・_・リル; ’ー’リ从;´∇`从从;゚ー゚从川;^∇^)||州;‘ -‘リ<ご、ごめんなさい 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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ボフ ボフ ボフ ボフ ボフ ボフ…… 草木も眠る丑三つ時。私は寮の裏庭にある大木の前に立っていた。 大木には縄で固定された物体がある。巨大なうさぎのぬいぐるみ(ピンク色)だ。 えっ? アニメで見た事ある? じゃあ、代わりに括られる? ボフ ボフ ボフ ボフ ボフ ボフ…… 私の知性を駆使して入手した、今の気分に相応しいそれは静寂を破り続ける。 普段、舞はこんな行動を取ったりしない。言葉を武器に相手をねじ伏せるからだ。 でも今回の相手は言葉を武器に出来ない。飄々とかわして武器を破壊してしまう。 ボフ ボフ ボフ ボフ ボフ ボフ…… 非力な拳がぬいぐるみに吸い込まれていく。 どうしようもない苛立ちと悔しさはこの行為をより悲しいものにさせている気がした。 (+▼v▼)<幼さ故の行為でしゅ保全 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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作者さん、番外者さん、絵師さん、読者の皆さん、その他関係者の皆さん 更新しなくてすみません。 本業が忙しく、なかなか更新する時間がつくれません。 まことに勝手ではありますが、このお知らせを最後に更新を終了させていただきます。 申し訳ありません。 今までこのまとめサイトをご利用してくださった方、ありがとうございました。 もしこのまとめサイトの管理を引き継いでくださる方がいらっしゃいましたら、下記のアドレスにメールをくださればと思います。 stairs_okai@yahoo.co.jp この度は急で勝手な発表で申し訳ありません。 これからは一読者として階段スレを見守りたいと思います。 平成22年10月8日 管理人 まとめの人 アドレスが間違っていたので訂正しました。訂正したアドレスも間違っていたので再度訂正しました。もしメールをくださった方、申し訳ありませんがもう一度お願いします。(2010年10月30日 まとめの人) TOPへ -
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十ニ日目 裏側 トンッ。 テーブルに置かれた一皿の炒飯。 嗣永桃子作。調味料に塩、胡椒、コンソメ、愛情を使用した『千葉のチャーハン』 「せ~~の」 「「「「「「いただきま~~す!!」」」」」」 小皿に各自で小分けして一斉に口へと炒飯を運んだ。 「「……………」」 「ねぇ。何であの二人、無言なの?」 「さぁ。あ、全然味しないとゆいたい」 「うそっ?! ちょーしょっぱいんですけどっ!」 「きっと出来もしないのに“フライパン返しです~♪”…とかやったんだと思う」 「「(当たりです、夏焼先輩。それにしても見なければ良かった……)」」 実は調理中、銀色の怪しいエプロンを身に纏い懸命にお尻だけ振っていた桃子だった。 「「「「「「ごちそうさまでした~~」」」」」」 「お粗末様でした」 十ニ日目。『千葉のチャーハン』 総合評価……10点中4点(持点一人2点) ル* ’ー’リ<や~ん♪ ももの愛情は得点に入らないの~? 川#´・_・リ从#゚ー゚从从#´∇`从ノノl#∂_∂ ル川#^∇^)||州# ‘ -‘リ<ウザイッ!! 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -